Backlogでは、テキスト入力がメインとはなりますが、
特定の記述方法を用いることで、課題の詳細欄をリッチな表示に変更することが可能です。
今回は、課題の詳細欄にどのように記述をしたら、リッチな表示が可能なのかを紹介します。
Backlogで用いられるテキスト記法について
まずはじめに、Backlogで利用できるテキスト記法は、２種類から選ぶことが可能です。
１つは、「Ｂacklog記法」、もう１つは、「Markdown記法」となります。
Backlogのスペース全体の設定としてどちらかを設定可能ですが、プロジェクト単位に別の記法を用いることも可能です。
そもそも記法とは、デジタル文章を作るときに使うHTMLなどのマークアップ言語を、簡略化できるようにプログラムされた言語を指します。
記述も少なくシンプルに記載ができることが利点であり、誰でも簡単に扱うことができる記法です。
いわゆるプログラミング言語と呼ばれる詳細がわからなくても、ある特定のルールに従って記載すると、あらかじめ定義した表現に変更してくれるものが記法となります。
それでは実際に、利用しそうなものに集約して紹介します。
課題のリンクについて
課題に記載される内容が、過去に起票されていたものや、関連している課題などがある場合、関連している課題などをリンク形式で残しておくことで、新たな問題が発生した場合などに、トラブルシューティングなどの効率化につながります。
課題キーを2重カッコ[[]]で囲みます。 例）[[TASK-1]]
課題キーを2重カッコ[[]]で囲みます。 例）[[TASK-1]]
別URLへのリンクについて
課題に起票している内容において、参考URLなどを表示したい場合、関連しているURLを「http://～」などのURL表示ではなく、置き換えた文言で表示することが可能です。
課題欄にそのままURLを貼ることでも、リンクになりますが、文言の置き換えなどでわかりやすくしたい場合などに活用できます。
置き換え文言をカッコ[]で囲み、続けてURLを()で囲みます。
例） [ぺっちょむのトトノエ](https://pexchomu-totonoe.com/)
課題キーを2重カッコ[[]]で囲み、カッコ内に置き換え文字:URL または カッコ内に置き換え文字>URLを記述します。
例） [[ぺっちょむのトトノエ:https://pexchomu-totonoe.com/]]
見出し表示について
課題の中身を見出し表示を使って整形したい場合や、Wiki内を見出しを利用して整形したい場合にも、以下記述方法に沿って表示をすることで、見やすい内容に変更することが可能です。
見出し表示したい文字の前に#をつけます。複数個つけるごとに文字が小さくなっていきます。
例）#見出し１ ##見出し２ ###見出し３
見出し表示したい文字の前に*をつけます。複数個つけるごとに文字が小さくなっていきます。
例）*見出し１ **見出し２ ***見出し３
表形式の表示について
課題やwiki内で表形式の表現を用いたい場合に利用します。表形式にすることで、見やすくなるのはどなたも経験していることかと思います。
「|」（バーティカルバー）と文字を組み合わせます。「||」と２つつなげることでセルの結合表現も可能です。
ヘッダーとボディ部を「-」で区分けすることで、ヘッダー部の色味がかわります。
例）ヘッダーABC、内容123の場合でヘッダーに色味ありの場合
|A|B|C|
|–|–|–|
|1|2|3|
「|」（バーティカルバー）と文字を組み合わせます。ヘッダーの色味を付けたい場合は、文末に「h」を記入します。
また、色味をつけたいセルがある場合は、文字の先頭に「~」（チルダ）をつけます。
例）ヘッダーABC、内容123の場合でヘッダー色味あり、値2だけ色味をつけたい場合
|A|B|C|h
|1|~2|3|
まとめ
今回は、Backlog内で利用できる記法で、すぐに使えるものを紹介しました。
公式ブログにその他の記法についても紹介されています。
Backlogの価格体系などについては以下でご紹介しています。
タスク管理に困っているから、Backlogを使ってみたいけど、どういう価格体系になっているか知りたい。女の子Backlogって、いくらかかるの？男の子Backlogって、無料プランはあるの[…]
