今回紹介するのは、読みながら、こどもとスキンシップがとれちゃう絵本です。
三浦太郎さんの『くっついた』です。
お母さんとあかちゃんがくっついた!
【くっついた】の中に表現されているのは、
同じ動物と動物が手をつないだり、
鼻をつないだりと、つながりを表現した絵本です。
どうしてこの絵本を紹介することにしたかというと、
ぺっちょむ家の上の子も下の子もとても喜んで、
長い間、繰り返し、一緒に読み、
パパもママも子供も笑顔になれるた絵本だったからです。
「くっついた」の人気絵本の紹介
2005年8月に初版が発行された15年以上愛されている絵本です。
最近ではスキンシップを親以外とはとりにく世の中になっておりますが、
是非、この絵本を通して、親と子供だけはスキンシップを欠かさずに
していきたいですね。
1.「くっついた」の作者(三浦太郎さん)について
三浦太郎さんは、まさに今回紹介する「くっついた」で沢山の読者を獲得し、
2011年絵本『ちいさなおうさま』では賞も受賞されています。
三浦太郎さんの絵の特徴としては、
まるとしかくとさんかくで絵を構成されているようなイメージで、
子供でも理解しやすい絵本に仕立てられていると思います。
2.「くっついた」の内容について
この絵本、本当にシンプルな構成です。
【〇〇と〇〇がくっついた】
これだけですべてのページが構成されています。
大人からすると、シンプルすぎて、子供はつまらないんじゃないか?
人によっては、絵本の構成としてイマイチと判断する方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、0~3歳の子供は、成長期の真っただ中で新しい世界の中で
日々刺激を受けて頑張ってます。
だからこそ、同じ描写を繰り返すことで、
動物の名前やくっつくことで感じる愛情といものを
伝えられる絵本にしたんではないかなと感じました。
赤ちゃんにとって繰り返し喋れる部分があるのは、
楽しくなる絵本の一つのポイントではないかと思います。
3.我が家での読み聞かせと子供の反応
お膝に乗せて、絵が見えるようにしながら、
◯◯と◯◯がくっついた!
△△と△△がくっついた!
と楽しく、、リズム良く読んでました。
そして、もう一つ心掛けていたのが、
ゾウとゾウがくっついているのがハナだったので、
『くっついた!』と言いながら子供のハナを触る。
こういうスキンシップを繰り返して、本を読んでいました。
そして、最後はママと赤ちゃんがくっつくので、
絵と同じようにほっぺをくっつけて、『キャハキャハ』と笑っていました。
そして、これが子供も喜ぶし、大人も本当に幸せな気分にさせてくれます。
ちょっと、叱ってしまった後とかに読んで、仲直りと愛情を伝え合うのも良いですね。
パパは出てきませんが、
勝手に追加して読んでも、こどもは疑問を感じずに受け入れてくれました。
だからパパでも楽しめますよ!
作品情報
タイトル | くっついた |
出版社 | こぐま社 |
作 | 三浦太郎 |
ページ数 | 24P |
初版 | 2005年8月 |
著作権 | 本の紹介の目的で、表紙画像のみ掲載の場合には、出典[タイトル、著者名(作者、画家、翻訳者名等)、小社名]をご明記があれば、事前連絡は不要。 |