ServiceNowの教育の受講手順について

SIerや各企業の情報システム部門の方が、
耳にする機会が増えてきているのがServiceNowかと思います。
ServiceNowは、各教育や資格も充実しているので、
今回は教育の受講までの流れについて説明したいと思います。
ServiceNowの教育受講の手順がわかります。

1.ServiceNowのサイト構造について

まずは、ServiceNowのアカウントを作成する必要があります。
すでにServiceNowのブログや参考情報をみているかもしれませんが、
一つ私が躓いた点があるので、そちらについてまずは説明したいと思います。
それが、「ServiceNowのサイト構造」です。
もちろんServiceNowが提供しているブログでも良いのですが、
それは、ServiceNowの専門用語が多いということです。
私が最初に躓いたのが、「NLのページを参照してください。」という点です。
これが私にとっては意外な落とし穴で、その後手順を確かめても、
リンクが見つからないなどが起きました。
そもそも、英語が達者ではない私は、英語しかないサイトになっているだけで、
どこを見ていいのか”パッ”とはわかりませんでした。
そこでまずはサイトの構造について説明したいと思います。

サイト構造簡易図

上の図のようにServiceNowの教育を受講するうえでは、 大きく3つのサイトが構成されています。
※他にもいろいろサイトが多岐ありますが、教育を受講するうえでは必要ありません。
ここでは、上の2つの learning portalとwebassessorという2つのサイトがあることを抑えておきましょう。

learning portalについて

learning portalは、ServiceNowが提供している資料などをみると、
NL(now learningの頭文字)と表現されていたりしたため、
私は最初混乱してしまいました。
役割としては、教育の受講や、 教育受講後の資格試験用のバウチャーの管理などがメインとなります。

learning portal

webassessorについて

webassessorは、ServiceNowの資格を取得するための申込サイトになります。
ただし、learning portalと紐づいていたりするため、注意が必要です。
※試験受講までに決める言語設定は、learning portal側で行う必要があり、
learning portal側にwebassessorの登録メールアドレスを設定する必要があったりします。

webassessor

2.learning portalのアカウント作成について

まずは、learning portalのアカウントを作成しましょう。
以下、URLにアクセスして、【Sign Up】を押しましょう

learning portal

NL-TOP

特に難しいことは聞かれないので、 自分の情報を登録していきます。

account

複数アドレスのある方は、 なるべくServiceNow系の登録はアカウント統一した方が良いです。
前述した通り、 他のサイトの登録も必要になるので、 わかりやすくなります。
必要事項の記入に続いて、 登録したメールアドレスにメールが来ます。

rcv_mail

※実はこのサイト、メールもServiceNowのシステムを利用しているようです。
記載されたURLにアクセスして、 メールアドレスをいれてユーザの作成は完了です。
以降、ログインする際はメールアドレスとパスワードを入力します。
追加で、6桁のコード入力を要求されます。
最近はなりすまし防止のため、2段階認証を採用しているところが多いですね。
これは2段階認証なので、再度メールを確認して、
6桁のコードを確認して、 ログインをしましょう。

 learning portalのアカウントの作成とログイン

3.learning portalからServiceNowの教育を申込方法について

それでは、いよいよ教育の申込です。
ここでは、基本learning portalを利用します。※NLです。
ログインすると、上部に検索バーがあります。

searchbar

こちらで目的の教育を入力します。
※ここでは、ServiceNowの一番初期の教育であるServiceNowCertified System Administratorを取得するための手順でご紹介します。

入力を行うと、関連する情報がリストアップされますので、
リストアップされた中から、目的の教育を選択します。

search-result

選択して、遷移した画面の下部に試験を受けるまでの流れが表示されます。

search-result-step

※すごいわかりやすいですね。

どちらか一つを選んだあとに、試験を受けるんだなってことがわかります。
オンラインか、オンデマンドかを選択します。
※ここではオンラインでの受講を選択しますので、

左側のClass Optionを選択します。
右側にポップアップ形式で、クラスのリストが表示されます。
場所と形式と言語を選択することで、絞り込みができます。
ここでの場所と形式は、オンラインとなりますので、
TOKYO、Virtualのみの選択になるかと思います。

言語については、教育の内容が英語講師なのか、日本語講師なのかになります。
※日本語を選択しても、英語講師になることがあるようです。

ここから、希望の日時を選択し、「Select Payment」を選びます。
ここから支払画面となります。

class-pay-select

もし、特殊な支払をする場合は、「Pay With learning credits」
クレジットカードで支払をする場合は、「Pay with credit card」を選びましょう。

※ここでは、「Pay with credit card」で説明します。

支払情報の入力を行い、Contineuを選択します。
クレジットカード情報と、支払情報のリンクをクリックして、
「Purchase Content」を選択して、申込完了となります。

class-pay-input

申込完了後はログインしているアカウントのメールアドレスに、
受講内容のメールがきます。

また、受講の数日前にZOOMのURLが送られてきます。
これで申込は完了です。

  learning portalのアカウントの作成とログイン

  learning potalからの教育申込

 

クラス受講後に、オンライン試験か、オンサイト試験かを選択できます。
よかったら、以下を参考に是非オンライン試験に挑戦してください。

【ServiceNowのオンライン試験手順について紹介】
ServiceNowオンライン試験の手順

【ServiceNowとは何かをわかりやすく紹介】
ServiceNowって何!?

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